■「沖縄発」の釵(サイ)制作ストーリーその1
2022年、沖縄の地で創業した合同会社Achermake(アッチャーメイク)は、
創業メンバー全員が空手を縁に繋がったことより、
沖縄空手の発展や保存継承に貢献することを事業の柱とすることを決めていました。
遡ることその1年前の2021年に沖縄空手界をヒアリングしていた中で
出てきた課題のひとつが「世界的な釵不足」。
その課題に触れる中で、とある道場に残されていた古い手作りの釵に
感銘を受け、このプロジェクトが始まりました。
しかし、そこからが苦難の連続でした。
■「沖縄発」の釵(サイ)制作ストーリー 2
ものづくりについては初心者でノウハウもなかったため、
県内の金属加工業者や鍛冶屋を回ったアッチャーメイク。
しかしながら、現代の国内技術ではコストに見合う生産は不可能、
という回答が多く、やっとの思いで製作したサンプルも、
実用に足るものではありませんでした。
そうして1年半あまりが経過した頃、
沖縄県内有数の金属加工メーカーの海邦ベンダー工業社が
興味を持ってくださり、
検討に検討を重ねた結果、生産工程の一部を中国で行う事で
なんとか生産の道筋をつけることが出来ました。
■「沖縄発」の釵(サイ)制作ストーリー 3
そこから、県内の様々な古武道の道場や先生方を回り、
各地に残された古伝の釵を調査、理想の釵について情報収集やヒアリングを実施。
昔の鍛冶屋や、海外の職人の手による手作りの釵は、
それぞれ思想が込められた素晴らしいものばかりだったことを知りました。
■「沖縄発」の釵(サイ)制作ストーリー4
その調査から見えた内容を、現在の古武道の競技の規定の枠内で
どう表現するか…最新の技術を用いた設計とサンプルの制作が始まりました。
作成したサンプルを先生方に見て頂き、製造リミットギリギリまで、
10gの重心位置調整、1センチの長さ調整にこだわり、
ようやく最終版が完成。
バランスの良さ、使いやすさには自信があります。
販売店やイベント会場などで機会あれば、ぜひお手に取ってお試しください。
■「沖縄発」の釵(サイ)制作ストーリー 5
柄頭には、「釵」の刻印入り。
柄のデザインは丸みを帯びた形にしていますが、
これは古伝の釵の柄が球形のものが多かったことから、
デザイン要素として取り入れています。
握りとしても、小指側に干渉しにくい
こだわり抜いた作りとなっています。
釵専用の収納用布袋をお付けしております。
また、化粧箱に入れてお届けいたしますので、
空手家の皆さまや空手古武道を愛する方への特別な贈り物としても
ぜひご利用ください。
【ご注意点】
・本商品は在庫数に上限がございます。
ご注文後に売り切れとなる可能性がございますので予めご了承ください。
・本商品は製造メーカー様からの直送となるため、他商品との同梱が出来ません。
名称 | - |
原材料 | 鉄製 |
内容量 | 2本入り、専用収納袋、化粧箱 |
使用期限 / 賞味期限 | - |
保存方法 | 常温で保管してください |
寸法 | 1本当たり長さ48㎝、重さ約670g |
JANコード | - |
発売元または製造元 | 合同会社Achermake |