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沖縄で採れる琉球石灰岩(栗石)を使ったこの石獅子は、スタジオde-jinの若山大地さんが手彫りしたもの。ころっとしたフォルムと、その愛らしい表情がなんとも言えません。
石獅子とは、古くから沖縄に伝わる石像で、村民が石を彫り、村の周りや入り口などに魔除けとして安置したものです。戦争によって石獅子やその資料の多くが消失してしまい、詳しいことが解明していないそうですが、シーサーのルーツのひとつとも云われています。
写真の石獅子は、スクチャーシーサー。スクチャーとは、沖縄の言葉で“お調子者”。名前の通り、ニッカと笑った顔は、なんだかおどけているみたいです。お座りをしているような姿も可愛らしいですよね。
沖縄県立芸術大学で彫刻を勉強した大地さん。卒業後、友人に石獅子の存在を教えてもらい、実際に見に行いきました。そこで出会った石獅子に衝撃を受けたと言います。石獅子を作りたいと思った大地さんは、沖縄各地に点在する石獅子を巡り、独自に研究を重ね、制作を始めたのだそう。
石獅子のモデルは、沖縄に今なお残る石獅子たち。それを大地さんなりにアレンジし、彫っています。そのユニークな形と愛らしい表情は、一目みると忘れられません。「沖縄の大地でもある貴重な石灰岩を使っています。その自然な色合いは美しくって。素朴ながらも味わいがあると思うんです」と大地さん。
また、同じものがひとつとして作れないところも、スタジオde-jinの石獅子の面白さのひとつ。自然の恵みである石には、個体差があり、その石を手彫りで掘っているので、同じデザインの石獅子でも、違いが生まれるのです。
また、光の当たり方やその日の天気によって、石獅子の雰囲気が変わるのも魅力のひとつ。影ができることで、しっかりとした顔立ちの日もあれば、お日様の光に照らされ、石の色が美しい日もあるのです。インテリアとしてお部屋に飾ってみたり、またお庭に置くと自然と苔などが生えて違った味わいが楽しめる石獅子にもなるんだそう。
さらに、シシハチというこの石獅子は、鉢状になっているので、植物を入れて楽しむことができます。鉢ごと入れても良いですが、気孔の多い水はけの良い石なので、土を入れ直接植物を植えることもできるんです。石獅子と植物が見頃に調和していて和やかな雰囲気に癒されますよ。
沖縄に古くから伝わる文化に習ってスタジオde-jinの石獅子に、自宅や家族の安全を祈願してみてはいかがでしょうか。
名称 | - |
原材料 | 素材:琉球石灰岩 |
内容量 | - |
使用期限 / 賞味期限 | - |
保存方法 | - |
寸法 | 約 H90mm×W60mm×D60mm |
JANコード | - |
発売元または製造元 | de-jin |